相場入門コーナー / INTRODUCTION TO MARKET PRICE
できる商品先物取引
チャート
【約定値移動平均】
直近の一定期間の終値の平均値を算出し、それをつないだもの。長期、中期、短期等の移動平均線を組み合わせ、相場のトレンドを測るもの。
一般的な見方としては、長期線が上向きトレンドで、短期線がそれを下から上に突き抜ける時、相場は強いとみる。
逆に、長期線が下向きトレンドで、短期線がそれを上から下に突き抜ける時、相場は弱いとみる。また、サポート・ラインやレジスタンス・ラインとしても使用できる。
【相対力指数】
過去の一定期間の値段の上昇および下落幅の平均を指数で示したもの。一般に14日平均の場合、70ポイント超えると買い玉の利食い圏内で、80ポイント以上は売り転換とみる。30ポイント以下の場合は売り玉の利食い圏内、底値近辺とみる。
ただし、相場の上げ下げには商品によって異なるので、注意が必要である。
天井圏、底値圏では、相対力指数と価格との間に逆行現象が起きる時がある。天底いずれにおいても、相場転換の強い兆候となる。
【ストキャスティクス】
直近の終値が一定の期間の価格のレンジの中で相対的にどのレベルにあるのかを0〜100までの%表示したもの。%Kラインと%Kラインを3日平均した%Dラインを使用する。
%K={(c−L9)/(H9−L9)}×100
C:現在値
L9:過去9日間の最安値
H9:過去9日間の最高値
通常は%Kラインが敏感すぎるので、%Dを新たな%Kラインとし、この新たな%Kをさらに3日平均したものをスローの%Dラインとして使用することが多い。
一般に、30%以下や70%以上のラインは、直近の価格レンジの天底圏内を示す。底値圏内で、スローの%Dラインを%Kラインが下から上に突き抜けた時は買いサイン、逆に天井圏内で、スローの%Dラインを%Kラインが上から下に突き抜けた時は売りサインとみる。
【売買ローテーション】
商いの売買比率をもとに、相場の転換をみる。
新規売りおよび買戻しは売り方の行為であり、新規売りが市場への参加であるのに対して、買戻しは売り玉の利食いか損切りのどちらかであり、市場からの離脱を表している。
逆に、新規買いおよび転売は買い方の行為であり、新規買いが市場への参加であるのに対して、転売は買い玉の利食い売りもしくは、損切りであり、市場からの離脱を表している。
相場に対する人気を、この売買比率をもとに測るのが「売買ローテーション」である。
新規買い+転売、新規売り+買戻しをそれぞれ出来高×2で割った数字で表す。
*70%以上の片寄りは相場の転換期が近いとみる。
【RCI】(順位相関指数)
トレンドの基調を+100%から−100%までの数値で表す。
+100%のときは、計算期間の間で価格が一日も下がらないで上昇していることを表す。
−100%のときは、計算期間の間で価格が一日も上がらないで下降していることを表す。
長期線と短期線(例えば、9日と26日)の組み合わせでみる場合には次の点がポイントとなる。
- 短期RCIが−100%近辺から反転したら要注意。
- 短期RCIが長期RCIを下から上に突き抜けたら買いサイン。
- 長期RCIが+100%近辺で横ばいになったら要注意。
- 短期RCIが+100%近辺で横ばいとなったあと、長期RCIを上から下へ突き抜けたら売りサイン。
【商品乖離度】
値段と直近の一定期間の終値の移動平均とが、何%位かけ離れているのかを表す。
乖離率の線が0%のラインを下から上に突き抜けた時は、相場は上昇トレンドに転換しているとみる。
また、乖離率の線が0%のラインを上から下へ突き抜けた時は、相場は下降トレンドに転じたとみる。
【一目均衡表】
価格変動の値幅は、日柄によってあらかじめ決定されているという考え方に基づく相場の分析方法。
先行スパンA線とB線があって、この2本の線が結ぶ雲状の線が現在の日足に26日先行して引かれていく。
先行スパンA線とB線との間に挟まれた雲の上に日足線があるときは買い場。また、雲の下に日足線があるときは売り場とみる。
相場が上昇してきて先行スパンの下限に突き当たって抵抗を受けたり、先行スパンの中に入って上限の抵抗を受けたりというように、レジスタンス・ラインやサポート・ラインとしても応用できる。
【サイコロジカルライン】
過去の一定期間内に、相場が上昇した日は何日あったのかをパーセントで示したものである。市場心理を測るものであり「上昇も下落もいつまでも続くものではない」という考え方で、上げ続けや、下げ続けの日数で反転のタイミングを判断する。
例えば、期間を10日間とした場合、70%であれば、その日までの10日間に上昇した日が7日あったことを示している。指標としては、75%以上であれば売り場を探し、25%以下では買い場探しとなる。
【新値三本足】
相場の転換点をみるためのチャートである。
相場が安い場合は陰線で、下に線を引き、陰線が続く間は売り場とみる。転換は、陰線を三本以上抜いた時に初めて陽線となる。陽線は上に線を引き、これが続く間は買い場とみる。新値三本足はトレンドの変化を見逃すことはない。新しいトレンドが大きく、かつ中長期的なものになったときは効果がでてくる。しかし、本格的なトレンド形成に失敗して、もみ合い相場となった場合はだましに合うことは避けられない。また転換の直前の足が大陽線や大陰線の場合は、売買サインが若干遅くなる場合があるので注意が必要である。
