相場入門コーナー / INTRODUCTION TO MARKET PRICE
できる商品先物取引
投資家の皆様へ
商品先物取引について、あなたはどのようなイメージをお持ちでしょうか?
ほとんどの方が、「自分とは違う世界のもので難しい」とか「資産家」や「投資の専門家」が取引しているものと思っていらっしゃるのではないでしょうか?
実際には、日本の市場参加者のほとんどは一般の投資家というのが実態です。その意味では商品先物取引は平等で万人に開かれているものといえるでしょう。しかし何の根拠も持たず、無計画なやり方で臨んで成功するほどあまいものでもありません。相場を始める前の心構えと準備をしなくてはなりません。
まず、計画を立てることから始めて下さい。相場の方向性についてはよく勉強されているのですが、実際に取引を開始されてから迷っておられる方が大勢いらっしゃいます。ゴールを決めてなかった為に何処で決済しようか迷ってしまい、利益を取り損ねてしまうことがあります。また、損失金額を決めていなかった為に、大やけどをしてしまったりすることもあります。商品先物取引を始められる方は、必ず事前に計画を立ててお取引きされることをお勧め致します。
投資戦略
スタートからゴールまでのプロセスを決めなければなりません。必ずしも相場が自分の思っている方向へ進むものとは限らないからです。ここに重要と思われる項目を列挙してみます。参考になさってみてください。
- リスクを管理する
- スタートとゴールを決めておく
- 無理な売買はしない
- 相場が逆に行っているのに、自分の相場観を正当化しない
- 情報は絶対ではない
- わからない時は張らない
- 初めに立てた計画は、途中で変更しない
リスク管理
「最初はストップ・オーダーを考えていたのだけれどもやっぱり仕切れなかった」(この場合はスタート地点で立てた計画を変更してしまっている)とか、「どのくらいのポジションでストップ・オーダーを置いたらよいのかわからなかった」といった具合で、「リスク管理」は頭ではわかっていても実戦ではなかなか勇気の要ることです。しかし、投資運用に携わる多くのトレーダーは損失限度額を決め、必ずストップ・オーダーを置いています。以下にストップ・オーダーの具体的な方法をご紹介してみます。
例えば、投資金額500万円の投資家の場合、損失限度額を元本の10%〜15%(50万円〜75万円)以内に置いて説明してみますと。
1. 損失限度額からストップ・オーダーを置く場合、東京とうもろこしを14,000円で5枚新規買いした場合・・・50万円÷5枚÷100倍=1,000円
14,000円−1,000=13,000円
となり、ストップ・オーダーを13,000円に置くことになります。ここでは、手数料計算はしていませんが、手数料もストップ・オーダーに考慮した場合は約70〜100円上の13,070円〜13,100円に置くことになります。
2. 新規建玉と決済は、売買タイミングをみて判断するべきで、リスクは売買枚数によって調節する場合、東京とうもろこしを自分自身の売買ルールにおいて14,000円で新規買いすると・・・仮に、ストップ・オーダーは約定値段より500円下がったら売り決済するというケースであれば、13,500円に置くことになります。その場合は、50万円÷500円÷100倍=10枚になりますので、「10枚」のポジションを取ることになります。
上記にご紹介したものはあくまでも基本的な考え方ですので、最終的なお取引のご判断はお客様ご自身でなさいますようお願いいたします。
