相場入門コーナー / INTRODUCTION TO MARKET PRICE
できる商品先物取引
実践相場の心得
総弱気、総強気は天井・大底近し〜
相場が大底近辺になってから専門家や一般投資家たちが、「まだ、底値は打っていない」等と弱気一辺倒なことを述べたり、相場が天井を打ったころに、強気な意見ばかり語りたがるのは、 株式、商品相場に共通している人間の心理的なものです。万人が「この相場はもっと高くなる」とか、「まだまだ安くなる」と意見が一致したときには天・底を打っている可能性が非常に高いので十分に注意が必要です。
頭では分かっていても実際に相場が安くなると、弱気に支配され弱気の材料に納得してしまったりするものです。このような時こそ、冷静に相場の動きを判断し、受け入れる強い精神力で臨まなければなりません。
自分より相場を知らない人に相談したり、自分で最初に決めた事を何度も考え直すようなことはしないで、自分のリスク管理のルールを守り、勇気を持って臨まなければなりません。自分でポジションを持とうと判断したのに「もう少し様子を見てみる」等といって迷ってしまい、始めの見込み通りに相場が動いて後悔する。このようなことのないよう、よく検討してから相場に向かわなければなりません。
相場が大きく動き、取組も増えて市場が活気付いた後は、人気が離散してしまい、見向きもされなくなってしまうことがあります。このような妙味の無い相場になってしまったときには「またすぐに、ひと相場があるかもしれない」等と考えて、材料をあれこれ探しまわらずに手を出さないのが賢明です。
絶対的な資金配分〜
相場をやる以上、しっかりとした計画を建て、強い意志を持って臨まなければならないのは当然のことですが、特に、資金的に余裕のないということは相場を張るうえで一番辛いことです。
1枚の売買より10枚の方が儲けが多いし、またそのほうが儲けが早いからといって資金を目いっぱい投入してしまうと、目先の動きに敏感になってしまい、常に気持ちを張り続けていなければなりません。このような精神状態ではとても冷静な判断はできず、
相場に意地は張らない
間違ったポジションを取ってしまったのにもかかわらず、自分の相場観を正当化してしまわないことです。
市場から去っていく多くの投資家たちは、最初のうちは大した根拠もなしに、「追証1、2回分位で何とかなるだろう」と考えたがります。次には、それまでつぎ込んだ資金をなんとか取り返そうとして深みにはまり込んでいきます。
誰でも損失を出すのは嫌なことですが、ルールさえ守れば大きく損を出すことは絶対にないのです。たとえ何回か損切りをするようなことがあっても、1、2回の利益を延ばすことができれば、十分に挽回できるのです。また、相場は常に大きく動くとは限りません。大相場とは年に1〜2回あるかないかです。このチャンスを逃さない為にも「相場に意地は張らない」で臨んで欲しいと思います。
大勢(トレンド)を捉える
大勢(トレンド)とはどういうことでしょうか?
基本的な考え方として、"儲かるか儲からないか"ということなのです。つまり、買っている人達はどんどん儲かり、売っている人達は苦しみ続けている状態がアップ・トレンドで、その逆の売っている人達はどんどん儲かり、買っている人達は助からない状態が続いていくことがダウン・トレンドとなります。このトレンドを無視して相場を張るということは、やる前から結果が見えていることになります。
トレンドを測る方法には、まず支持線を引くことで認識することができます。上昇トレンド・ラインだと認識する場合は、値段が切り上る安値と安値を結んで線を引き、下降トレンド・ラインだと認識する場合は、値段が切り下がる高値と高値を結んで線を引きます。このラインの傾斜によってトレンドを捉えようとするわけです。
その他の方法として、新値足、練行足、一目均衡表etc... 等がありますが、その中でも広く知られ、優れている移動平均線もあります。トレンドを捉え、相場の方向を把握する。そして、その流れに逆らわずポジションを取ることは即ち、成功への第一歩になるのです。
